株式市場全体を動かす経済の要因

株式市場全体を動かす経済の要因としては、まずは国のマクロ景気動向があります。国では景気を表す指標を月に1回など、定期的に発表しています。その景気を表す指標の数字によって、株価が上昇したり下落したりすることが起こります。各種の景気指標でとくに重要なのが、雇用統計や製造業業況指数があります。毎月の雇用統計の数字によって、その月全体の株価が上昇傾向になったり、下降傾向になったりすることがよく起こります。製造業業況指数では、企業活動が上向きなのが下向きなのかを判断することができ、とくに製造業の株価に影響を与えることが多くなっています。これらの景気指標の数字によって景気の良し悪しが判断されて、株価に影響を与えることになります。次に株価を動かす要因として、国際金融市場の需給動向があります。各国では金融政策を独自に決めており、金融緩和政策をしている国では余剰資金が生まれるために株式にはプラスの作用が働きます。逆に金融引き締めをしている国では、金融市場から資金が引き上げられるために株式が売られやすい環境が生まれてきます。先進国の多くの国で金融緩和をしている場合には、国際金融市場にマネーが溢れるために世界の株式は需給が良い状態となり、株が上がりやすくなっています。

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