為替と株価との関係

リーマンショック以降、為替と株価とは密接に関係しています。リーマンショックで行き場を失った投機マネーが経常黒字国で安全といわれる円買いにはしり、市場最高値の76円まで上昇しています。円高の影響で日本経済は停滞、日経平均も下落停滞していたのです。リーマンショック以降、アメリカはQEとよばれる量的金融緩和政策をとっています。このQEによって市場に投入された資金は米国のみならず海外にも浸透し、新興国の金融緩和につながり、それが新興国の経済の好循環につながっていたといえます。そのためドルと新興国通貨の関係はドル安、新興国通貨高になっていたといえます。そして新興国の経済状態がよいため新興国の輸入は増え、米国を含め、世界経済は比較的良好な状態がつづいていたといえます。QEがはじまると徐々に投機マネーは新興国へシフトしていったといえます。そして円は76円から徐々に円安方向へむかったといえます。2014年1月のQE縮小がはじまると、新興国へ流れていたQE資金は米国へ還流、新興国金利は上昇し、経済は停滞方向へ、新興国通貨は下落してきています。投機資金は新興国から安全通貨のドルや円にむかい再び円高傾向となっているといえます。つまり米国のQEがはじまり、円安が浸透し、日経平均は上昇、そしてQE縮小が始まり、円高が浸透し、日経平均は下落するということになってきているといえます。

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